【9月9日 AFP】ポップ界の女王マドンナ(Madonna)さんが、元夫で英国人映画監督のガイ・リッチー(Guy Ritchie)氏との間に生まれた10代の息子をめぐる親権争いに敗れたと、米裁判所が8日、明らかにした。

 マドンナさんとリッチー氏は息子のロッコ(Rocco)さん(16)をめぐり、数か月にわたって親権争いを続けてきたが、米メディアがリッチー氏の弁護人の話として報じたところによると、ロッコさんが父親の下にとどまることで7日、合意したという。

 ロッコさんは昨年12月に英ロンドン(London)に住む父親を訪ねて以降、同地にとどまっており、マドンナさんは米ニューヨーク(New York)州に住む自身の下へ戻って欲しいと訴えていた。

 マドンナさんとリッチー氏は、8年の結婚生活を経て2008年に離婚。2012年3月にリリースされたマドンナさんのアルバム「MDNA」では、辛い破局に対する自身の思いが歌われている。(c)AFP