累積宇宙滞在534日、米国の記録更新したNASA飛行士が帰還
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【9月7日 AFP】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた米国とロシアの宇宙飛行士3人が7日、地球に無事帰還した。米航空宇宙局(NASA)のジェフ・ウィリアムズ(Jeff Williams)飛行士(58)は今回の滞在で、米国人の宇宙での累積滞在時間の記録を更新した。
これまで4つのミッションに携わりISS司令官も務め、宇宙での累積滞在時間を534日間としたウィリアムズ飛行士は、グリニッジ標準時(GMT)7日午前1時13分(日本時間同午前10時13分)、アレクセイ・オブチニン(Alexey Ovchinin)、オレッグ・スクリポチカ(Oleg Skripochka)両飛行士とともに、ロシアの宇宙船ソユーズ(Soyuz)でカザフスタン中部の草原に着陸した。
孫がいるウィリアムズ飛行士は、ISSに滞在した最高齢の米国人でもある。同飛行士は米国の累積宇宙滞在時間の記録を更新したが、世界記録はロシアのゲナディ・パダルカ(Gennady Padalka)飛行士の879日間。(c)AFP