イラン船がまた米艦艇に異常接近 ペルシャ湾、1か月で公表5回目
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【9月7日 AFP】米国防総省は6日、ペルシャ湾(Persian Gulf)の国際水域で4日、イラン革命防衛隊の軍艦7隻が米巡視船に異常接近したことを明らかにし、「危険で職務上の規範に反する行為だ」と非難した。ペルシャ湾ではこの1か月、イラン船による米艦船への異常接近が相次いでいる。
国防総省のジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官は、イラン革命防衛隊の攻撃型艦艇が機関銃を露出した状態で米巡視船「ファイアボルト(Firebolt)」に接近してきたと述べた。ただし、機関銃の照準を米兵側に合わせることはなかったという。
デービス報道官によれば、7隻のうち3隻がファイアボルトに近づいてきて、500メートルほど離れたところから通航を妨害したという。
その後、イラン船はいったん針路を変えたものの、うち1隻がファイアボルトの方に向かってきて真正面で停船。そのため、ファイアボルト側は無線通信でイラン側に呼び掛けたが、衝突を回避するため進行方向の転換を余儀なくされたという。
国防総省がイラン船の異常接近を公表したのは過去1か月で少なくとも5回目。(c)AFP