「6か月の安全な性交渉」 WHO勧告、ジカ熱流行地渡航者に
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【9月7日 AFP】世界保健機関(WHO)は6日、ジカ熱への感染拡大を防ぐために発表していた勧告をより厳格化し、流行地域に渡航したすべての人は、症状の有無にかかわらず帰国から6か月間は性交渉の際にコンドームを使用すべきであると発表した。
WHOは6月、ジカ熱感染地域に渡航にした男性に対し、症状が現れていない場合に限り、帰国後8週間は性交渉を控えるか、コンドームを使用することを推奨するとしていた。
「多くの証拠が示しているのは、ジカウイルスが性交渉によって感染可能であること、そしてその頻度がこれまで考えられていたより高いということだ」と、WHOは発表したガイドラインで指摘している。
WHOはまた、ジカ熱感染地域に滞在している人が、妊娠およびその時期について自ら選択できるよう、避妊法のあらゆる選択肢が提供されるべきだと勧告した。(c)AFP