アフガン首都で連続爆発、41人死亡 タリバンが犯行認める
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【9月6日 AFP】(更新)アフガニスタンの首都カブール(Kabul)中心部の国防省庁舎そばで5日、爆弾攻撃が2件立て続けに発生し、41人が死亡、110人が負傷した。保健省報道官が6日、AFPの取材に明らかにした。旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。
当局はこれに先立ち、死者数を24人、負傷者数を91人としていた。2度目の爆発は自爆攻撃とみられる。国防省報道官はAFPに対し、「最初の爆発は本省付近の橋で発生した。2件目の爆発が起きたのは、兵士や警察官、市民らが犠牲者を助けようと駆け付けた矢先だった」と明かした。
爆発が起きたのは、業務を終えた国防省職員らが帰宅する時間帯で、犠牲者を増やす狙いがあったとみられる。犠牲者には陸軍大将1人を含む高官らが含まれていた。
タリバンのザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はツイッター(Twitter)上に出した声明で、最初の攻撃の標的は国防省、2件目は警察だったと述べている。タリバンはこのところ、米国に支援を受けた政府に対する全国規模での攻勢を強めている。(c)AFP