【9月4日 AFP】ロシアで、教会でスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(Pokemon Go)」をプレーしながら自撮りした若者が、憎悪をあおり、宗教感情を害したとして起訴された。

 地元の調査委員会が3日に出した声明によると、ルスラン・ソコロフスキー(Ruslan Sokolovski)容疑者は2か月間勾留され、有罪の場合、懲役5年が言い渡される可能性がある。

 ソコロフスキー容疑者は8月11日、動画共有サイトの「ユーチューブ(YouTube)」の自身のチャンネルに、エカテリンブルク(Yekaterinberg)にある諸聖人教会(Church of All Saints)に入り、建物内を歩き回りながらポケモンGOをプレーしている動画を投稿した。

 ソコロフスキー容疑者は「どうしてスマホを持って教会に入るのが罪になるんだ?」と語っているが、捜査当局は、同容疑者の自宅を捜索したところ、憎悪をあおり、信仰の自由を侵害する証拠があったと述べている。(c)AFP