【9月3日 AFP】レバノンの首都ベイルート(Beirut)の空港当局は2日、トルコ・イスタンブール(Istanbul)行きの旅客機に、パスポートも航空券も持たない10代の少年が搭乗していたことが明らかになり、捜査を行っていると発表した。

 少年は8月31日、レバノンの国営航空会社、中東航空(Middle East Airlines)が運航するイスタンブール行きの旅客機に乗り込んでいた。地元メディアによると、乗客名簿よりも実際の乗客の数が多いことに気づいた客室乗務員が少年を発見したのは離陸した後だった。

 地元メディアは、この少年は13歳で、空港の複数のセキュリティーチェックを擦り抜けて旅客機に乗り込み、ビジネスクラスに座っていたと報じている。

 少年の国籍や、旅客機に乗り込んだ目的は明らかにされていない。(c)AFP