【9月2日 AFP】国際パラリンピック委員会(IPC)は1日、リオデジャネイロ・パラリンピック出場の全面禁止を回避するために個人資格での参加を模索しているロシア選手について、中立の立場で競技に臨むことは認めないという裁定を下した。

 7日に開幕するリオ・パラリンピックに個人資格での参加を申請していた総勢175人のロシア選手に対し、IPCは声明で出場禁止を継続することを表明した。

 IPCは先月、世界反ドーピング機関(WADA)の報告書で国家ぐるみのドーピング疑惑が指摘されたロシアについて、大会への出場を禁止すると発表していた。(c)AFP