【9月2日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、故障に悩まされ続けてきたファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は、第19シードのスティーブ・ジョンソン(Steve Johnson、米国)を7-6(7-5)、6-3、6-2で破り、同大会では2012年以来となる3回戦に進出した。

 2009年大会を制した実力者でありながらも、度重なる手首の手術で一時は現役引退の瀬戸際まで追い込まれ、世界ランクも142位まで後退した27歳のデルポトロは、3回戦で第11シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と対戦する。

 一方、第3シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-1、7-6(7-4)、7-5で世界ランク243位のアレッサンドロ・ジャンネッシ(Alessandro Giannessi、イタリア)を退けた。

 第8シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は6-4、6-3、6-2でリトアニアのリカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis)に快勝し、パブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)との3回戦に進出した。

 第14シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は7-5、6-4、6-4でアルゼンチンのオラシオ・セバジョス(Horacio Zeballos)に勝利。キリオスは27本のサービスエースを記録し、ファーストサーブでは48本中45本でポイントを奪うなど、まるでサーブ教室を行っているかのようなパフォーマンスを披露した。(c)AFP