全米初の閉じた屋根の下で快勝、ナダルが3回戦へ
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【9月1日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)は31日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-0、7-5、6-1でイタリアのアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi)を下し、快勝で3回戦に駒を進めた。
セッピとの9回目の直接対決で8勝目を挙げたナダルは、3回戦でアンドレイ・クズネツォフ(Andrey Kuznetsov、ロシア)と対戦する。
またこの試合では、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)に新たに取り付けられた屋根が、ゲーム中に初めて閉じた。振り出した小雨の影響で、屋根は第2セットのゲームカウント3-3の時点で閉じ始め、試合は7分22秒の中断を挟んだだけで再開された。全米テニス協会(USTA)の声明によると、屋根を閉じるのに要したの5分35秒だった。
閉じた屋根の下での初練習も経験していたナダルは、「これも歴史の一部だし、閉じた屋根の下で初めて試合をする選手になれてうれしいよ」とコメント。屋根が閉じられた状態に「違和感はなかった」と付け加えた。(c)AFP