マレー、ワウリンカら全米2回戦進出 カルロビッチはエース数で新記録
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【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)や第3シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)が危なげなく2回戦進出を決めた。
この日、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)でマレーは6-3、6-2、6-2でルカシュ・ロソル(Lukas Rosol、チェコ)に圧勝。マレーは今年最後の四大大会(グランドスラム)となる今大会で決勝に進出すれば、1年間に行われる全てのグランドスラムで決勝を戦った史上4人目の選手となる。
マレーは試合後、「ブレークポイントをつかまれることはなかったと思う。それがとても良かった点だ」と語った。
他の主なシード勢では、全米オープンで2度ベスト4入りした経験を持つワウリンカがフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)を7-6(7-4)、6-4、6-4で破り、第8シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)はジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)に6-3、2-6、5-7、6-4、6-3の大接戦の末、勝ち切った。
一方、2009年の全米王者ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は同じくアルゼンチンのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman)に6-4、6-4、7-6(7-3)で快勝。
またこの日、台湾の盧彦勳(Yen-Hsun Lu、ルー・エンスン)を4-6、7-6(7-4)、6-7(4-7)、7-6(7-5)、7-5のフルセットの末破ったイボ・カルロビッチ(Ivo Karlovic、クロアチア)が、1999年にリカルト・クライチェク(Richard Krajicek)氏が記録した全米オープンにおける1試合での最多サービスエース数49本を更新する61本のサービスエースを放った。
カルロビッチは今回の記録更新について、「ものすごい数のエースを打ったのは知っていた。打ったサーブが毎回エースになった時間帯があったから」とコメントした。(c)AFP/Rebecca BRYAN