ネオコンの代表格、トランプ氏を非難 クリントン氏に投票示唆
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【8月27日 AFP】ネオコン(新保守主義)の代表格ポール・ウルフォウィッツ(Paul Wolfowitz)氏(72)が、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を支持せず、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に投票するかもしれないと発言した。26日付の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)に掲載されたインタビューで述べた。
ウルフォウィッツ氏はトランプ氏を安全保障上のリスクとみなしていると同誌に語った上で、トランプ氏はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を称賛していると非難した。
ウルフォウィッツ氏は世界銀行(World Bank)総裁を務めたほか、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権下で要職を務め、イラクへの「先制攻撃戦争」を声高に主張した。(c)AFP