トルコ警察署に自爆攻撃、警官11人死亡 クルド組織が犯行声明
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【8月27日 AFP】トルコ南東部ジズレ(Cizre)の警察署で26日、爆弾を積んだトラックを使った自爆攻撃が発生し、警察官11人が死亡、数十人が負傷した。同国の非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」が犯行声明を出した。
現場では、爆発により機動隊本部建物の正面部分が崩壊。地元当局は、警官11人が死亡、市民3人を含む78人が負傷し、うち4人が重体だと発表した。
シリアとの国境に近いジズレは、PKKに対する支援基盤が厚い。トルコ軍は2日前、シリアへの越境作戦を開始。トルコ政府はこの作戦について、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に加え、トルコ政府が敵対するシリアのクルド人民兵組織を標的としていると表明している。(c)AFP