強盗偽装のロクテ、ブラジル当局が虚偽証言罪で訴追
このニュースをシェア
【8月26日 AFP】(更新)リオデジャネイロ五輪開催中に強盗被害に遭ったとうその申告を行っていた競泳男子米国代表のスター選手、ライアン・ロクテ(Ryan Lochte)が、虚偽証言の罪でブラジル当局によって訴追されたことが25日分かった。ブラジルの警察が発表した。
警察の声明によると、本件はすでに裁判所に送られたという。
ロクテは当初、金メダルを獲得したチームメート3人とともにタクシーで帰る途中、銃を突きつけられて強盗被害に遭ったと主張していた。
しかし、実際は銃口を突きつけたのは強盗ではなく、ロクテらが立ち寄ったガソリンスタンドで器物破損などに及んだことで制止に入った警備員だったことが判明し、ロクテらの偽証が発覚した。
ロクテは先日、大口スポンサーだった国際的水着メーカーのスピード(Speedo)や米衣料品大手ラルフ・ローレン(RALPH LAUREN)など、計4社から契約を打ち切られていた。
ロクテは以前行われたインタビューで、「全責任は自分にある。自分が話を大きく誇張した」と話していた。(c)AFP