「ニットの女王」ソニア・リキエル氏が死去、86歳
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【8月25日 AFP】「ニットの女王」として知られるフランス人デザイナー、ソニア・リキエル(Sonia Rykiel)氏が25日、パリの自宅で死去した。86歳だった。リキエル氏は長年パーキンソン病を患っていた。
リキエル氏は1930年にパリ(Paris)西郊のヌイイシュルセーヌ(Neuilly-sur-Seine)で、5人姉妹の長女として誕生。1962年にデザイン活動をスタートし、1963年に仏ファッション誌「エル(Elle)」の表紙をリキエル氏デザインのニットを着用した歌手のフランソワーズ・アルディ(Francoise Hardy)が飾ったことで、話題に。1968年には、自らの名を冠したブランドを設立した。
ブランドを象徴するカラフルなストライプ柄やシックで着心地のよいニットウェアは、女優のブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)やオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)ら多くの著名人からも愛され、長年にわたり「ニットの女王」としてファッション界をけん引してきた。(c)AFP/Dominique SCHROEDER