【8月18日 AFP】ベトナム北部イエンバイ(Yen Bai)省で、共産党幹部2人が同僚に銃で撃たれて死亡した。国営メディアが18日、伝えた。銃の個人所有が禁止され、入手もしにくいベトナムではまれな発砲事件だ。

 ベトナム国営紙トイチェ(Tuoi Tre)によると、死亡したのはイエンバイ省の最高位職にあたる党委員長と、同省の人民委員会委員長の2人。森林警備隊の幹部に撃たれたという。2人は複数発撃たれて病院に搬送されたが、病院で死亡が確認された。

 国営ベトナム通信(VNA)によると、容疑者は銃で自殺したという。動機は明らかになっていない。(c)AFP