【8月18日 AFP】リオデジャネイロ五輪は17日、陸上女子走り幅跳び決勝が行われ、米国のティアナ・バートレッタ(Tianna Bartoletta)が7メートル17で金メダルを獲得した。

 米国のブリトニー・リース(Brittney Reese)が7メートル15で銀メダル、セルビアのイバナ・スパノビッチ(Ivana Spanovic)が7メートル08で銅メダルを獲得した。

 一方、ロシア唯一の陸上選手として出場していたダリア・クリシナ(Darya Klishina)は、残り3回の試技が行える8人に残ることができず、6メートル63で9位に終わった。

 クリシナは、いったん認められた出場資格が取り消され、直前になって再び出場が可能となるという開幕直前の「騒動」がジャンプに影響したことを認めた。

 今回は残念な結果に終わったが、今後も競技を継続する意向を示し、「本来ならもっと跳べる自信はあるが、先週はいい練習ができず、ウオーミングアップを少ししただけ。気持ちの面で、いつも通りの練習をするのがすごく難しい状況だった」と話した。

「10年か15年前には、最初の五輪がこんなふうになるとは想像もしていなかった。コーチと一緒にこのまま練習を続けて2~3の大会に出る。そして、しばらく休養してからまた練習に戻るつもり」

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