米ルイジアナ州の洪水による死者6人に、避難住民は2万人以上
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【8月16日 AFP】(写真追加)米南部ルイジアナ(Louisiana)州で、11日夜から続く豪雨による大規模な洪水の死者は6人となり、自宅からの避難を余儀なくされた住民は2万人以上に上っている。
当局によると、約1万人の住民が避難所での生活を強いられているという。
これまでの総雨量は、ニューオーリンズ(New Orleans)とバトンルージュ(Baton Rouge)地域の5か所で500ミリを超えた。
ルイジアナ州のジョン・ベル・エドワーズ(John Bel Edwards)知事の報道官は、今回の洪水で6人が死亡したと発表。また世帯と事業所合わせて約4万軒が停電しているという。ホワイトハウス(White House)は州内の4郡を、大規模災害地域に指定した。
国立気象局(NWS)は、15日も多くの水路の水位が洪水レベルのまま変わらないと予報している。また少なくともさらにもう1日は、多くの地域で水位が下がらない見込みだとして、引き続き洪水警報を出している。
NWSによると、多くの地域に洪水をもたらしたアマイト川(Amite River)の水位は洪水水位を4メートル以上上回ったとの観測データもあり、1983年4月に記録された最高水位を更新したという。(c)AFP