米NYのモスク近くで銃撃 イスラム教指導者ら2人死亡
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【8月14日 AFP】米ニューヨーク(New York)・クイーンズ(Queens)のオゾンパーク(Ozone Park)地区で13日昼、イスラム教の指導者と補助役の男性がモスク近くで何者かに銃で頭を撃たれ、病院に搬送されたが死亡した。
警察が明らかにした目撃者情報によると、銃を手にした人物が被害者の男性2人に背後から近寄って2人を撃ち、現場から逃走した。現在、警察がこの人物の行方を追っている。
米メディアは、2人は土曜日の礼拝を終えてモスクから出てきたところを撃たれ、イスラム教徒の正装をまとっていたと伝えているが、警察は記者会見で、犯行の動機は不明とし、「予備段階の捜査では、2人が宗教的な理由で襲われたと示唆するものは何もない」と述べている。
銃撃事件を受け、地元議員のエリック・ウルリッチ(Eric Ulrich)氏はツイッター(Twitter)で、「クイーンズの路上で白昼、宗教指導者が殺されたのだから、コミュニティーとして団結し、正義を要求しなければならない」と訴えた。(c)AFP