米国、またも辛勝で多くの課題残す バスケ男子
このニュースをシェア
【8月13日 AFP】リオデジャネイロ五輪は12日、バスケットボール男子予選グループAの試合が行われ、米国は94-91でセルビアに競り勝ったものの、試合終了間際まで苦しめられる展開となり、2試合連続でもろさを露呈してしまった。
歴史的な番狂わせに近づいていたセルビアは、試合時間残り約2秒でボグダン・ボグダノビッチ(Bogdan Bogdanovic)が放った3ポイントシュートが惜しくもはずれた。これで、やっとの思いで勝利をつかんだ前回王者の米国は、開催期間の短い国際大会で多くの課題を残した。
15得点のカイリー・アービング(Kyrie Irving)を筆頭に6人が二桁得点を記録し、圧倒的なディフェンス力で楽勝するかに思われた米国は、負ければ五輪では2004年のアテネ大会以来、国際大会では10年ぶりの黒星となるところだった。
これでグループAの成績を4勝0敗とした米国は、すでに来週から始まる決勝トーナメント出場を決めている。(c)AFP