飛行機事故生き延び1億円当せん、インド人男性の波瀾万丈の1週間
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【8月11日 AFP】(写真追加)アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で暮らすインド人のモハマド・バシール・アブドル・カダル(Mohammad Basheer Abdul Khadar)さん(62)は波乱に満ちた数日間を過ごした。
英字紙ガルフニューズ(Gulf News)が報じたところによると、カダルさんは1週間の内に、ドバイの空港での飛行機事故を生き延び、ドバイの空港商業施設の運営会社が運営する宝くじで100万ドル(約1億円)を当てた。
カダルさんが家族と共にインドで休暇を過ごしてUAEに帰国する際、搭乗していたボーイング(Boeing)777型機が着陸に失敗、炎上した。事故が起きたのは3日で、乗客乗員300人は全員無事に避難した。
そのわずか6日後、カダルさんはインドに向かう途中で購入した宝くじが100万ドルの当せんくじだと知った。
ガルフニューズによると、ドバイの車販売代理店で働くカダルさんはインド南部ケララ(Kerala)州に帰省する際に宝くじを買うのを習慣としているという。カダルさんは「私は質素な生活を送っているし、そろそろ引退する時期。飛行機事故を生き延びたとき、神が第二の人生を与え、このお金を授けてくれたのだと思う」とコメント。引退後はケララ州に戻り、経済的支援の必要な子どもたちのためにお金を使いたいと話した。(c)AFP