リオ五輪、報道陣乗せたバスに攻撃 銃撃の可能性も
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【8月10日 AFP】リオデジャネイロ五輪の取材にあたっている報道陣を乗せたバスが9日、何者かによって攻撃された。バスに乗っていた記者によれば、銃弾を浴びた可能性もある。
現場は映画『シティ・オブ・ゴッド(City of God)』で有名になったリオデジャネイロ(Rio de Janeir)のファベーラ(貧民街)の近く。バスは市内のデオドーロ(Deodoro)地区からバハダチジュカ(Barra da Tijuca)地区にあるメインプレスセンターに向かうところだった。
搭乗していたアルゼンチン紙ラ・ナシオン(La Nacion)の記者ガストン・サインツ氏は「バスの右側に2回衝撃があり、窓ガラスが2枚割れた。銃弾なのか石なのかは分からない」とAFPに語った。ベラルーシの記者が手に切り傷を負ったという。
サインツ氏によると、その後、乗客は床に伏せ、2キロメートルほど走行したところで警察が到着。メインプレスセンターまでバスを先導していった。
リオでは6日にも、馬術会場のメディアセンターの屋根を銃弾が貫通し、ニュージーランド代表チーム関係者のすぐそばに着弾する騒ぎが起きている。(c)AFP