リオ選手村でまた性的暴行事件、ナミビア選手団の旗手逮捕
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【8月9日 AFP】ブラジルで開催されているリオデジャネイロ五輪にボクシング男子のナミビア代表として出場し、開会式で同国選手団の旗手も務めたジョナス・ジュニウス・ジョナス(Jonas Junias Jonas)選手(22)が、性的暴行容疑で逮捕された。ブラジル警察が8日、明らかにした。性的暴行の疑いで逮捕されたリオ五輪出場選手は2人目。
警察報道官がAFPに明かしたところによると、ジョナス容疑者は7日、選手村で女性清掃員に性的暴行を加えたとして身柄を拘束された。
現地のニュースサイト「G1」によると、ジョナス容疑者は清掃中の女性に後ろから近づき、首にキスをしたり体を触ったりした。同容疑者のコーチがそばにいたが、傍観していたという。
またG1は警察報道官の話として、同容疑者が性的なジェスチャーをした上で、金銭の支払いを示唆したと伝えている。
選手村では5日にも、同じくボクシング男子のモロッコ代表、ハサン・サアダ(Hassan Saada)選手(22)が、女性清掃員2人に対する性的暴行容疑で逮捕されたばかりだった。(c)AFP