【8月8日 AFP】五輪開催中のブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)市内で、ポルトガルのティアゴ・ブランダンロドリゲス(Tiago Brandao Rodrigues)教育相が強盗被害に遭っていたことが7日、警察の発表や報道で明らかになった。

 ブラジル警察当局の声明によると、「外国の閣僚」が高級ビーチで知られるイパネマ(Ipanema)地区で襲われた。容疑者の26歳の男が現地で逮捕され、被害者の所持品は本人に返されたという。

 ポルトガル紙DN(電子版)は、ブランダンロドリゲス教育相が、2人組の男にナイフを突きつけられ、現金と携帯電話を渡すよう要求されたと報じた。教育相は五輪の自転車競技を観戦していたという。

 現場に居合わせた教育相の報道官は同紙に「恐ろしかった」と振り返りつつ、「無事に済んだ」としている。(c)AFP