【8月7日 AFP】成田国際空港(Narita International Airport)からオーストラリアのゴールドコースト(Gold Coast)に向かっていた格安航空会社「ジェットスター(Jetstar Group)」の旅客機が7日、警告灯が点灯したためエンジン1基を停止して飛行を続け、米領グアム(Guam)に緊急着陸した。

 ジェットスターによると、成田発ゴールドコースト着のジェットスター航空12便(JQ12)で油圧警告灯が点灯し、点灯メッセージを確認した機長が予防措置として片方のエンジンを停止。行き先を変更して7日朝に米領グアムに着陸した。

 オーストラリア放送協会(ABC)が報じたところによると、約320人の乗客は8日に到着する便でオーストラリアに向かう。

 緊急着陸した便はボーイング(Boeing)の双発旅客機「787ドリームライナー(787 Dreamliner)」で運航していたが、ジェットスターは「エンジン1基でも安全な飛行が可能」と説明している。(c)AFP