リオ五輪にモハメド・アリの同姓同名選手、ボクシングのライト級に出場
このニュースをシェア
【8月5日 AFP】リオデジャネイロ五輪のボクシング競技で「モハメド・アリ(Muhammad Ali)という名前の選手がリングに上がる」と聞いた観客が、しばし考えをめぐらすのは仕方ないことかもしれない。ヘビー級の伝説的王者モハメド・アリ氏の死から約2か月後、同姓同名の英国人ボクサーがリオ五輪で新たな歴史を築き上げようとしている。
熱狂的なボクシングファンの父親から、偉大な「モハメド・アリ」の名前を授けられた20歳の若者は、故アリ氏とは違う小柄な体つきで、リオ五輪にはフライ級の選手として出場する。
若きアリがボクシングに興味を抱いたきっかけは、2004年のアテネ五輪で英国に銀メダルをもたらした元世界王者アミール・カーン(Amir Khan)の勇姿だった。
2014年のAIBA世界ユース選手権(AIBA Youth World Championships)で銀メダルに輝いたアリは、4日に発表されたドローで1回戦免除となっている。(c)AFP