【8月4日 AFP】ヘビーメタル界の伝説的歌手オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)さん(67)が3日、性依存症(セックス依存症)の治療を受けていることを明らかにした。オジーさんをめぐっては最近、34年間連れ添ったシャロン・オズボーン(Sharon Osbourne)さんとの破局とその後に復縁が報じられていた。

 英ロックバンド「ブラック・サバス(Black Sabbath)」のボーカル、オジーさんの治療については、ヘアースタイリストの女性が複数の愛人の一人だったと名乗り出た後のタイミングで公表された。

 オジーさんはフェイスブックへの書き込みで、「この6年間、性依存症と向き合ってきた」、「災い転じて福と為す…。このことが報じられたため、私は治療を開始した」と告白。そして、「私が家族にしてしまったことについては後悔している。かけがえのない妻が私を支えてくれることを神に感謝する」とも述べている。

 オジーさんとシャロンさんは、ブラック・サバスのマネジャーをシャロンさんの父親が務めたことがきっかけで34年前に結婚。シャロンさんは、才能あるギタリストやソングライターを集めるなどして、オジーさんのソロ活動も支えてきた。

 今年5月に2人の破局が明るみに出たが、ロック界のおしどり夫婦については、その後に復縁が伝えられた。

 2人の破局をめぐっては米娯楽誌ピープル(People)が、オジーさんの愛人だったという女性についての記事を掲載。この女性が米ロサンゼルス(Los Angeles)在住のセレブ御用達ヘアスタイリスト、ミシェル・ピュー(Michelle Pugh)さんで、2011年にオジーさんが髪の施術を受けたことをきっかけに知り合い、1年にわたって愛人関係にあったと報じた。

 オジーさんについて、ピューさんは「私が人生で一番愛した人」と形容した。

 これに対しオジーさんは、「もしピューさんが私との性的関係を別の意味に捉えていたとしたら謝りたい」、「私とこれまでに性的関係があった他の女性にも謝罪したい」とフェイスブックに書き込んだ。だだ、それ以上の詳細については触れなかった。

 オジーさんは数年にわたり、薬物とアルコールの問題に苦しんでいたことが知られている。(c)AFP