台湾の観光バス炎上、運転手の遺体からアルコール 上限値の4倍
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【7月29日 AFP】台湾で先週、観光バスの車内で火災が発生し、乗客乗員26人全員が死亡した事故で、運転手が飲酒運転をしていたことが分かった。検察当局が29日、述べた。
先週19日に起きたこの事故では、高速道路を走行中の観光バス内で火災が発生し、バスはガードレールに衝突した。
検察当局は声明で、運転手の遺体から1リットル当たり1.075ミリグラムの濃度のアルコールを検出したと発表した。この数値は、台湾の法定上限値0.25ミリグラムの4倍以上にあたる。ただ、薬物や鎮静剤は検出されなかったという。
当局によれば、車内への可燃物の持ち込みは禁止されているにもかかわらず、バスの車内からガソリンが入った瓶5本が発見されている。(c)AFP