【7月28日 AFP】国や町をあげた祭典であるリオデジャネイロ五輪にドラッグの売人も便乗している。彼らは自分たちの商品に、象徴的な五輪のロゴを使用している。

 リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の警察当局は26日、夜の街として有名なラパ地区(Lapa)で摘発を行い、コカイン93袋とクラックコカイン28袋を押収したが、特に問題だったのはその包装だった。

 透明な袋には、リオ五輪の公式ロゴが描かれたラベルが付いていたのだ。ご丁寧に脇の「TM(登録商標)」の文字も複写。五輪の象徴である5個の輪も描かれ、その下には「お子様の手の届かないところへ」と記載されていた。

 警察は6月にも、同様の包装がされたドラッグを押収している。そのときの中身は大麻だった。(c)AFP