【7月28日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)が27日に発表した第2四半期(4~6月期)決算は、純利益が前年同期に比べ186%増の20億5500万ドル(約2160億円)となった。売上高と世界全域のユーザー数が堅調に伸び、予想以上の大幅増益を達成した。

 純利益は大半のアナリスト予想を上回った。売上高は59%増の64億ドル(約6700億円)で大半をオンライン広告で稼ぎ出した。月間利用者数も世界で17億人に膨らんだ。

 予想を超える好業績となったことを受け、フェイスブックの株価は同日の時間外取引で6.3%上昇した。

 マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は電話会見で「当社の事業は堅調なペースで成長している」と述べ、向こう5~10年の戦略計画があることも明らかにした。(c)AFP/Sophie ESTIENN、Rob Lever