【7月25日 AFP】コスタリカからの報道によると、北西部タマリンド(Tamarindo)で22日、サーフィンをしていた米国人男性がワニに襲われ、片脚を切断する重傷を負った。男性は地元病院で治療を受けているという。

 被害に遭ったのは米アリゾナ(Arizona)州在住の男性で、タマリンドにある複数のビーチを結ぶ川を渡っていた際、ワニに襲われた。男性はどうにかワニを撃退し岸に上がったが、右のふくらはぎを食いちぎられる重傷で、地元のサーファーたちに助けられ病院に運ばれた。

 地元テレビ局テレチカ(Teletica)によると、地元当局は事件を受けて周辺にワニへの注意を呼び掛ける警告を掲示したが、観光収入の減少を避けたい一部住民が掲示を取り外してしまう事例がみられるという。(c)AFP