ゴルフ欧州ツアー、6ホール方式の時短大会を試験導入へ
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【7月24日 AFP】ホールの数は6つで使用するクラブも少なめ、ショットクロックを導入し、ラウンド中には音楽をかける。――そんな形式のゴルフの大会を、欧州ツアー(EPGA)が来シーズンから試験するという。
欧州ツアー最高責任者のキース・ペリー(Keith Pelle)氏は、このフォーマットで若者に対してゴルフをいっそうアピールしていきたいと考えている。新方式の大会は、早ければ2018年から日程に組み込むという。
ペリー氏は英放送協会(BBC)に対し、「おそらく国別対抗戦の大会になるでしょう。たとえばイングランド対スコットランドの対戦を、6ホールのマッチプレーで行うわけです」と語った。
「変化への備えを怠り、革新の備えを怠り、チャンスをしっかりものにする備えを怠っていたら、スポーツはどんどん後退していくだけです」
プレー時間の短縮は、これまでにも識者や選手間で何度も話し合われており、欧州ツアーは今季から、遅延行為を厳しく制限している。そのため、ペリー氏は「ショットクロックが導入されるでしょう」と話している。
「音楽もかけますし、選手のファッションも少し変わるはずです。クラブ数も5本か6本程度になるかもしれません」
(c)AFP