ボルトが200mで快勝、五輪に向けて自信のぞかせる
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【7月23日 AFP】陸上、ダイヤモンドリーグ(IAAF Diamond League 2016)第10戦のロンドン大会(The Muller Anniversary Games)は22日、男子200メートルが行われ、ウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)が19秒89を記録して優勝を飾った。
男子短距離界の王者ボルトは、来月行われるリオデジャネイロ五輪に向けて肉体的に万全の状態になるだろうと請け合った。
2012年のロンドン五輪で100メートル、200メートル、4×100メートルリレーの3冠を達成した英ロンドン(London)のオリンピックスタジアム(Olympic Stadium)に登場したボルトは、詰め掛けた4万人の観客を失望させることはなかった。
今月初め、ジャマイカの国内選手権の棄権を余儀なくされた太ももの張りという懸念を振り払い、ボルトは今季初の200メートルで見事なタイムをたたき出した。2位には20秒04でアロンソ・エドワルド(Alonso Edward、パナマ)、3位には20秒07でアダム・ジェミリ(Adam Gemili、英国)が続いた。
このスタジアムでいまだに負け知らずのボルトは、得意種目のコーナーリングでの問題は改善していくことができると自信をのぞかせた。
「着実に前進できているが、体調万全ではない。もっと練習が必要だ。そのうち納得できるようになるさ。コーナーリングは完璧ではなかったけれど、気分は上々だね」
「少なくともここにやってきて、レースで走ってけがをしなかった。五輪連覇の準備は万端だ。重要なのはけががないことさ」
(c)AFP