【7月19日 AFP】(更新、写真追加)ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州ビュルツブルク(Wuerzburg)で18日夜、アフガニスタン人の少年(17)が列車の乗客におのやナイフで襲いかかり、3人が重傷を負った。少年は逃走を試みたところを警察に射殺された。独当局が明らかにした。

 事件が起きたのは同日9時15分(日本時間19日午前4時15分)ごろ。警察の報道官は「列車がビュルツブルクに着いて間もなく、男がおのとナイフで乗客を襲った」と述べた。警察によると、重傷者3人のほかに複数の軽傷者が出た。

 バイエルン州のヨアヒム・ヘアマン(Joachim Herrmann)内相は、少年は現場に近いオクセンフルト(Ochsenfurt)在住と説明した。州内務省の報道官は、少年は「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたと述べ、「イスラム主義者による攻撃だった可能性が高い」との見方を示した。(c)AFP