【7月17日 AFP】米大リーグ(MLB)、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のダルビッシュ有(Yu Darvish)は16日、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)戦で戦列復帰を果たしたが、試合はジェイソン・ハメル(Jason Hammel)が好投したカブスが3-1で勝利し、ダルビッシュは今季初黒星(2勝)を喫した。

 2015年3月にトミー・ジョン(Tommy John)手術を受けたダルビッシュは、今年5月に復活を果たしたあと、肩の故障で1か月以上も戦線離脱を強いられたが、カブス戦で今季4度目の先発登板を果たした。

 この試合でダルビッシュは、球速98マイル(約158キロ)を2度も計測すると、効果的にスライダーを使い、4回1/3を投げて2安打2失点9奪三振を記録した。また、2014年以来の打席にも立ったが、結果は三振に終わっている。

 ダルビッシュは試合後、「良いボールを投げられていたし、前回のリハビリ登板よりは良かった。感覚がちょっと合わなかったけれど、投球自体は本当に良かった」とコメントしている。

 一方、カブスの先発ハメルは、6回を3安打1失点に抑えると、6月4日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)戦以来となる7試合ぶりの勝利を収めた。(c)AFP