【7月18日 AFP】インドネシア・東ジャワ(East Java)州バニュワンギ(Banyuwangi)のイジェン火山(Kawah Ijen)は、幻想的な青い炎で有名だ。これは火口の亀裂から噴出する硫黄ガスが空気に触れて発火して起きる現象。

 ガスは一日中噴出しているが、青い炎が見えるのは夜の間だけで、昼間は火口付近で鉱山労働者たちが硫黄の採掘作業を行っている。硫黄ガスは毒性が強いが、防護マスクを買えずに有毒ガスが立ち込める中でぬらした布で顔を覆っただけで作業に当たる労働者も多い。(c)AFP