【7月15日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は15日、フランス南部のニース(Nice)で14日に起きた、トラックが花火を見物していた人々に突入した事件について「極悪非道」な犯行だと述べた。

 プーチン大統領は、ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)が発表したフランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領への哀悼のメッセージの中で、「貴国の国民の祝日に行われたこの犯行の残忍さと、とりわけその冷笑ぶり」に衝撃を受けたとし、「われわれは、人間道徳とテロリズムが完全に相いれないことを、再び目撃した。女性と子どもを含め、全く罪のない人々がその犠牲者になる」と述べた。

 さらにプーチン大統領は、「どこに潜伏していようとも、武装組織とその主義主張を唱える者たちを根絶するか無力化する」ことの必要性を強調し、ロシアは「テロとの戦いにおいてフランスおよびその他の国際パートナーと密接に協力する」用意があると述べた。(c)AFP