42歳2児の母がリオへ、英国代表長距離選手が5度目の五輪
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【7月14日 AFP】英国陸上競技連盟(UKA)は13日、リオデジャネイロ五輪の同国代表メンバーを発表し、女子長距離のジョー・パベイ(Jo Pavey)が同国のトラック選手としては史上初となる通算5度目の五輪出場を決めた。
42歳で、2人の子どもの母親でもあるパベイは、先週行われた欧州選手権(European Championships in Athletics 2016)で標準記録を突破し、24歳のケイト・アベリー(Kate Avery)を抑えて1万メートルの代表に選ばれた。欧州選手権決勝で5位に入ったパベイのタイムは、若手のアベリーが今年残した記録を37秒も上回っていた。
初出場の2000年のシドニー五輪から数えて5度目の出場を決めたパベイは、ツイッター(Twitter)に「5度目の五輪に選ばれて本当に幸せ」と投稿した。
これまで五輪でのメダル獲得経験のないパベイは、2012年のロンドン五輪で同じ日に金メダルを獲得したモハメド・ファラー(Mohammed Farah)やジェシカ・エニス・ヒル(Jessica Ennis Hill)、グレッグ・ラザフォード(Greg Rutherford)らのメダル候補とともにリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)に向かうことになる。
そのロンドン五輪で6つのメダルを手にした英陸上代表は、オランダ・アムステルダム(Amsterdam)で行われた欧州選手権では5つの金を含む16個のメダルを獲得している。(c)AFP