EU総人口、5億1010万人に増加 主因は移民流入
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【7月9日 AFP】欧州連合(EU)加盟28か国を合わせた昨年の総人口が、主に移民・難民の流入によって約200万人増加し、5億1010万人に達した。EU統計局(Eurostat、ユーロスタット)が8日、発表した。
一方で、昨年EUでは死亡数が出生数を初めて上回ったことも明らかになった。昨年、EU域内での死亡数は約520万人だったのに対し、出生数は510万人だった。
この統計結果についてユーロスタットは、EUの「人口自然増減数が初めてマイナスに転じた」と声明で指摘している。
EU域内で最も人口が多い国はドイツ、続いてフランス、英国だった。
出生率が最も高い国はアイルランド、次いでフランス、英国の順。最も低いのはイタリア、ポルトガル、ギリシャの順だった。(c)AFP