英保守党党首選、メイ内相がリード 第1回投票で候補3人に
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【7月6日 AFP】欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う国民投票の結果を受けて辞意を表明した英国のデービッド・キャメロン(David Cameron)首相の後継を選ぶ与党・保守党の党首選は5日、下院議員による第1回投票が実施され、テリーザ・メイ(Theresa May)内相がトップに立った。
国民投票前は残留派だったが、これからは離脱を率いていくと宣言したメイ内相は165票を獲得。予想外の出馬となった離脱派のアンドレア・レッドソム(Andrea Leadsom)エネルギー担当閣外相が66票で続いたが、大きな差がついた。
5候補のうち、得票数が最も少なかったリアム・フォックス(Liam Fox)元国防相は脱落。さらに、得票数が次に少なかったスティーブン・クラブ(Stephen Crabb)雇用・年金相は撤退を表明した。これにより、メイ、レッドソム両氏と、離脱派のマイケル・ゴーブ(Michael Gove)司法相の3人が争うことになった。
候補を上位2人に絞り込む第2回投票は7日に行われる予定。その後、15万人いる一般党員による投票が行われ、最終結果は9月9日に発表される。(c)AFP/Dario THUBURN