父親が射撃場で誤って息子に発砲、死なす 米フロリダ
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【7月5日 AFP】米フロリダ(Florida)州の銃射撃場で3日、父親が14歳の息子を誤って銃で撃ち、死なせる事故があったことが分かった。地元警察が発表した。
事故があったのはタンパ(Tampa)から南へ車で1時間の距離にあるサラソータ(Sarasota)の銃射撃場。サラソータ郡保安官事務所の声明によると、現地時間同日午後3時15分(日本時間4日午前4時15分)ごろ、ウィリアム・ブランビー(William Brumby)容疑者(54)が拳銃で射撃を行っていたところ、薬莢(やっきょう)が近くの壁に当たって跳ね返り、自分のシャツの背中部分に入り込んだ。
容疑者は銃を持った右手で薬莢を取り除こうとしたが、うっかり銃口を自身の真後ろに向けてしまい、その際に誤って発砲。その弾が、すぐ後ろに立っていた息子のスティーブン・ブランビー(Stephen Brumby)さんを直撃したという。
スティーブンさんは病院に搬送されたが、その後、傷が原因で死亡した。
警察が捜査を行っているが、これまで容疑者は起訴されていない。
米国では昨年、銃による死者が1万3286人に上っている。(c)AFP