【7月3日 AFP】イラクの首都バグダッド(Baghdad)中心部の繁華街で3日に起き、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した自爆攻撃の死者が少なくとも75人に上り、負傷者も130人以上となった。当局が明らかにした。同市での一度の攻撃による死者数としては今年最悪の規模となった。

 事件が起きたのは商業地区カラダ(Karrada)の繁華街で、現場は当時、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の終わりを祝う祭日を前に、大勢の買い物客でにぎわっていた。

 ISは犯行声明で、自爆攻撃はイラク人1人が車を使って実行したもので、同組織の「現在進行中の自衛のための作戦」の一環だと主張している。(c)AFP