元全米王者デルポトロ、ワウリンカ撃破で「手の震えが止まらない」
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【7月2日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は3-6、6-3、7-6、6-3で大会第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を破り、3回戦に進出した。
2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships)覇者で、度重なる故障に苦しんでいたデルポトロが、2013年以来のウィンブルドン出場となった今大会でワウリンカを2回戦敗退に追い込んだ。
元世界ランク4位で27歳のデルポトロは、これまでに手首の手術を3度受けており、今大会では2014年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)以来となる四大大会(グランドスラム)出場を果たしていた。
デルポトロは試合後、「気分がいいよ。とても感動している」とコメントし、「まだ信じられなくて、手の震えが止まらない。もう一度生き返った気分だ」と語っている。
現在は世界ランク165位のデルポトロは、第32シードのリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)対ドナルド・ヤング(Donald Young、米国)の勝者と3回戦で対戦する。(c)AFP