マレー3回戦進出、ティエムら上位シードが早くも敗退 ウィンブルドン選手権
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【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)は30日、男子シングルス2回戦などが行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-3、6-2、6-1で盧彦勲(Yen-Hsun Lu、ルー・イェンスン、台湾)を下し、3回戦に進出した。
31本のウイナーと6本のサービスエースを決めたマレーは、「第1セットは接戦が多かった、一度そこを乗り切ったことで落ち着けた」と試合を振り返った。
マレーは次戦で16強入りを懸けて、世界ランキング67位のジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)と対戦する。
一方、この日は多数のシード選手が大会から姿を消しており、その中でも第8シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)が最もシード順位の高い選手となった。イリ・ベセリ(Jiri Vesely、チェコ)と対戦したティエムは、6-7、6-7、6-7と3度のタイブレークの末にストレート負けを喫している。
また、第13シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)は、同じ34歳で芝のスペシャリストであるニコラ・マウー(Nicolas Mahut、フランス)に1-6、4-6、3-6で苦杯をなめた。
上位シード勢では第6シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)、第7シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)、第9シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)らが3回戦へ勝ち上がっている。(c)AFP