【7月1日 AFP】(更新、写真追加)アフガニスタンの首都カブール(Kabul)の郊外で6月30日、警察幹部候補生らを乗せたバスの車列を標的にした連続自爆攻撃があり、内務省によると警察官30人が死亡、58人が負傷した。この攻撃についてアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。

 内務省の声明によると、自爆犯2人が爆発物を爆発させた。アシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領は「人類に対する犯罪だ」と攻撃を強く非難した。

 タリバンのザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官がただちに犯行声明を出し、自爆攻撃とする爆発により「多数が死亡し、負傷した」と述べた。

 現地のAFP記者によると、警察幹部候補生らを乗せた5台のバスと護衛していた軍の高機動多目的装輪車が爆発で損傷したという。

 アフガニスタンでは1週間ほど前、カナダ大使館に勤務するネパール人警備員を乗せた小型バスが爆弾攻撃を受け、14人が死亡する事件があったばかり。(c)AFP/Mushtaq MOJADDIDI