【6月29日 AFP】五輪開催を8月に控えるブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で、麻薬密売人らが大麻のパッケージにリオ五輪の公式エンブレムを使用していたことが28日分かった。

 当局によると警察は先週、リオのファベーラ(貧民街)の一つであるノバ・オランダ(Nova Holanda)で、「Rio 2016」という文字と五つ輪の五輪シンボルをあしらったリオ五輪組織委員会の公式エンブレムがラベルに使われた大麻を押収した。

 リオの警察は南米で初めて開催される五輪を前に、市内のファベーラを拠点とする強力な麻薬密売組織と闘っている。(c)AFP