イスタンブールの空港で連続自爆攻撃、少なくとも28人死亡
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【6月29日 AFP】トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)のアタチュルク国際空港(Ataturk International Airport)で28日夜、複数の自爆攻撃があり、地元当局者によると少なくとも28人が死亡した。
アタチュルク国際空港はトルコ最大の空港。イスタンブール県のバーシップ・シャーヒン(Vasip Sahin)知事は記者団に対し、「自爆犯3人が攻撃を行った。28人が命を落とした。60人が負傷している」と明らかにした。
地元テレビ各局は爆発が2回発生し、その後銃撃があったと報じた。CNNトルコ(CNN-Turk)は目撃者の話として、ターミナルで2度の激しい爆発があり、空港利用客らがパニックに陥ったと伝えた。
報道によると、事件を受けて同空港を発着する全便の運航が停止された。
トルコでは過去1年間に死傷者を出す攻撃が相次いで発生。いずれもイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」またはクルド系の武装勢力が犯行声明を出している。(c)AFP