イスラエル軍兵士が「Google」の人文字、批判浴びる
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【6月23日 AFP】イスラエル軍は22日、米グーグル(Google)のトップが同国の空軍基地を訪問した際に、基地の兵士たちに「Google」の人文字を作る命令が出された経緯を調査していると発表した。
インターネットで「Google」の人文字を作る兵士の動画が広まったことを受け、イスラエルでは批判の声が上がっている。また、兵士の親たちは、兵士たちが不適切な理由のために暑い気温の中で立たされたと感じ、命令が出された理由を軍に問いただしている。
人文字の命令が出されたのは、グーグルの親会社アルファベット(Alphabet)のエリック・シュミット(Eric Schmidt)会長がイスラエル南部ベエルシェバ(Beersheba)そばにあるハツェリム(Hatzerim)空軍基地を訪問した際。
動画サイトのユーチューブ(YouTube)に投稿された動画は、数十人の兵士が滑走路で最初は立ち、次に座った状態で「Google」の人文字を作っている様子を捉えている。兵士たちの両側には航空機が配置されており、BGMには映画『トップガン(Top Gun)』のテーマソングが使われている。
兵士の父親の一人は地元メディアに対し「軍で兵士たちがしなければならないことには思えない」と語った。
グーグルのイスラエルの広報担当者はツイッター(Twitter)で、グーグル側は人文字の命令について一切知らされていないと述べ、「グーグルでも答えを持っていないことがある」と続けた。(c)AFP