銃乱射事件犠牲者の葬列に車が突っ込む、米オーランド
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【6月19日 AFP】米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)で18日、同性愛者向けナイトクラブ「パルス(Pulse)」で発生し、米国史上最悪の被害者を出した銃乱射事件による犠牲者の一人の葬列を横切ろうとした車が、保安官代理2人をはねる事故があった。
フロリダ・ハイウエー・パトロール(Florida Highway Patrol)の広報担当を務めるキム・モンテス(Kim Montes)氏によると、オセオラ郡保安官事務所(Osceola County Sheriff's Office)の保安官代理2人はオーランド南部で、オートバイに乗って葬列を警護していた際、午前11時30分(日本時間19日午前0時30分)頃、女が運転する車にはねられたという。
モンテス氏は「(事故の原因は)いら立っていたからで、故意ではなかったと考えている」とコメントし、「事故が起きたこの葬列は、とりわけ長いものだったと聞いている」と付け加えた。
モンテス氏によると、はねられた2人は入院しているものの、容体は安定しているという。
警察は運転手の身元をイボンヌ・ロブレス・モラレス(Ivonne Robles Morales)容疑者(44)と特定。容疑者は葬列に道を譲らなかったかどで違反切符を切られ、裁判所への出廷を命じられた。(c)AFP