オバマ大統領一家がヨセミテ訪問、米国立公園制度100周年
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【6月19日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama )米大統領一家は18日、米国立公園制度の創設から今年8月で100年になるのに合わせてカリフォルニア(California)州ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)を訪問し、米国の自然遺産を称賛した。
現職米大統領のヨセミテ国立公園訪問は1962年のジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領以来。オバマ大統領はこの機会を利用し、自身の環境分野での実績もアピールした。
今年8月25日に創設100周年を迎える米国立公園制度は同国で非常に高い人気を維持しており、2015年にはのべ3億500万人が400余りの保護地域や建造物を訪れた。
オバマ大統領は同園で最も落差のあるヨセミテ滝(Yosemite Falls)の絶景を背景に演説し、「土地と文化、歴史を保全するためにわれわれがやらねばならないことはまだまだある。われわれはまだ成し遂げていない」と述べた。「100周年に向けて、十分なサービスを受けていないコミュニティーの人々を含めたすべての米国人に自分の公園を見つけてほしい。そうすれば誰もがこうした素晴らしい体験をすることができる」
(c)AFP/Jérôme CARTILLIER